【タイプロ】新体制初お披露目「timelesz襲名式」1時間強まるごと詳細レポート【保存版】

The post 【タイプロ】新体制初お披露目「timelesz襲名式」1時間強まるごと詳細レポート【保存版】 appeared first on CLASSY.[クラッシィ].

timelesz projectの発表から約10か月半。2月15日、先日行われた最終パフォーマンス審査の結果がNetflixで配信され、新メンバーが発表。ついに新体制timeleszが動き出しました!メンバーはオリジナルメンバーの佐藤勝利さん、菊池風磨さん、松島聡さんと新メンバーの寺西拓人さん、原嘉孝さん、橋本将生さん、猪俣周杜さん、篠塚大輝さんの計8名。初お披露目の場として、2月15日・ユニバーサルミュージック合同会社にて「timelesz襲名式」と題したメディア向け記者会見が行われました。

最終パフォーマンス審査の様子はこちら!

【タイプロ】涙の最終パフォーマンス審査を詳細レポート!

Netflix配信後に開始された「timelesz襲名式」。まずはフォトセッションから

最終審査課題曲『Rock This Party』が流れると、新体制になったtimeleszの8人が拍手で迎えられて登壇しました。左前列からオリジナルメンバーの佐藤勝利さん菊池風磨さん松島聡さん、その後ろに新メンバーの寺西拓人さん猪俣周杜さん橋本将生さん篠塚大輝さん原嘉孝さんが並びます。まずはメンバーを代表して菊池さんより一言。

「本日はお集まりいただきありがとうございます。この8人で新体制timeleszとさせていただきます。私は兼ねてより、“メンバー”という関係性は、“メンバー”という表現でしか表せないと申しておりました。それは友人や家族ではなく、その言葉でしか表せない特殊な関係値だということです。ですが、あえてこの場を借りて宣言させていただきます。我々は家族となりました。苗字は“timelesz”です。ということで本日は『timelesz襲名式』と歌わせていただきます」

また、大きく掲げられた『timelesz襲名式』の文字について、「この文字は松島聡が直筆で書いております」と紹介。後列の新メンバーたちは、最終審査の囲み取材で見られた不安げな様子とは打って変わって、堂々とした様子が印象的。記者たちをまっすぐに見つめる姿に自信さえ伝わってくるかのようで、早くもプロ意識を感じました。

フォトセッションがスタートすると、ガッツポーズをしたり、メンバー同士ぎゅっと寄ったりと慣れた様子で撮影に応えていきます。たくさんのフラッシュにも余裕の様子で表情を作る篠塚さんには、とにかく度胸のようなものが感じられ、時折横に並ぶメンバーをにこやかに見つめる原さんの表情からは嬉しさが伝わってくるようでした。

記者会見がスタート

ーーまずは新体制timeleszのメンバーから一人ずつ一言
(フォトセッションで回答した菊池さん以外の7名)

佐藤「timelesz8人組になりました。末永くこれからもよろしくお願いします。僕たち楽しく活動していきたいと思います」

松島「会見のタイトルを習字にて書かせていただきました。これまでの我々の想いと今後に対する希望を胸に筆を進めたのですが、これまで以上にすごく緊張しました。書き終わった後にこれがただの文字ではなく、今後に対するいろんな想いが形になったような気がして期待で胸がいっぱいになっております。今新しい仲間を迎え入れて、ここに立てていることもすごく新鮮で、“家族”としてこの場にいれることが本当に嬉しいなと思っております」

篠塚「自分はここまでくるのにいろんな人に支えられて助けをもらったのですが、新メンバーになったからには皆さんにお返しができるように、皆さんの人生の活力になれるような素晴らしいアイドルになれればと思います」

寺西「この新しい家族とともにこの先の未来を明るく楽しく元気よく過ごして行けたらなと思います」

橋本「家族の一員としてこれから楽しくみんなで頑張っていきたいと思います」

そして独特の空気感で会場を沸かせていた猪俣さんは「猪俣周杜です。よろしくお願いします(様子を伺って無言になり会場に笑いが起きる)」と挨拶だけで場を和ませ、両サイドの佐藤さん、松島さんが優しくうなづきながらその様子を見守ります。

猪俣「この8人で楽しいことやいろんなことをやって上まで登っていけたらなと思います」

「家族の一員になれたこと、これからもっと楽しいことも辛いことも一瞬一瞬を大切にして大きな家族に成長していけたらなと思っています」

ーー先ほど最終エピソードが配信され、晴れてtimeleszメンバーのお披露目となりました。メンバーとなった今の気持ちは?

篠原「毎日が楽しくてやる気に満ち溢れています。自分以外の7人と比べると至らない所が多いのですが、自分にしかない個性を軸に、しっかり頑張っていきたい」

寺西「こうして横をみると家族が、メンバーがいて、という環境に、今も緊張したり嬉しかったりと色んな感情になるのですが、仲良くしていけたらと思います。“この決断をしてよかった”とみんなが思えるような活動をこれからしていきたい」

橋本「いろんな人に支えられて今ここにいるので、僕以外のメンバー7人を僕が支えられるように日々精進していきたい」

猪俣「メンバーになれてすごく嬉しい気持ちと、色々な声があると思うので少し不安はありますが、8人の家族に支えてもらい、僕もこの家族を支えながら一緒に頑張れたら」

「最新話が放送されましたが、我々新メンバーはまだ(放送を)観れていなくて実感が湧ききっていない部分もあるかと思います。直接友だちや家族からの“おめでとう”の言葉を言われていないので、そういう部分でもまだ実感が湧いていないのだと思いますが、これからいろいろな経験をして、“僕たち新メンバーを入れてよかった”“8人でよかった”と思えるようなグループにしていきたい」

ーー約10ヶ月半のタイプロを通して一番印象に残っている思い出は?

と、ここで早速息の合ったやりとりが繰り広げられます。

菊池さんが「そうですね、オリジナルメンバーの私と佐藤、中島…あぁ中島じゃない(笑)、松島」と元メンバーの中島健人さんの名前を出すと、すかさず佐藤さんが「マリウスも含めてねぇ(笑)」松島さんが「“オリジナル”メンバーだからね。間違いはないね」とフォロー。気を取り直して、菊池さんが「昨日会食に行った時にウチのチーフマネージャーが私のことを『中島』と紹介したので、それに引っ張られているというのもあります(笑)」と告白。「オリジナルメンバーの3人は本当にずっと一緒にいまして、お仕事以外でも一緒にいる機会が多くて、いろいろな話し合いができたのがこのタイプロの…」

と、ここで今度は隣の篠塚さんがくしゃみをしてしまい

菊池さんが「くしゃみするタイミング違くねえか!?(笑)」とすかさずツッコミ。「すいませんずっと我慢してて」と謝る篠塚さんに「ずっと我慢してたんだよな。俺の時だからいいかなってか?」と優しく声を掛ける様子はまるで兄弟のよう。

菊池「具体的なことをいうと、4次審査の合宿ですごく大変な毎日を過ごしていて、夜通しでリハーサルやレッスンをしていたのですが、僕と佐藤でファミレスに行ったのがすごくいい思い出というか。こうして新メンバーを迎え入れた後も普通のことを普通に楽しめるようなグループにしたいね、と話したのをすごく覚えているので、新メンバーを迎え全員でファミレスに行きたいと思います」

篠塚「この10ヶ月色んな思い出があり色んな人に心を動かされたのですが、5次審査で風磨さんのチームになった時がいちばん。自分にとって青春で、自分にとってかけがえのない仲間で、またいつか(課題曲である)『New Phase』を4人で踊りたいなと思っています」

ーー寺西さんはYoutubeチャンネルで配信されたBehindシーンについてコメント。

寺西「最終審査でオリジナルメンバー3人も含めみんなで寝泊まりした瞬間をすごく覚えていて。トランプをしたりたわいもないことをして、雑魚寝みたいにみんなで並んで寝る時に、4人と4人の間に一人ミイラみたいな…ファラオみたいな?(笑)昔の偉い人が寝るような場所で寝たのを覚えています。多分この先ないんだろうなぁって思いながら過ごしたのを覚えています」

菊池さんに「そんなにあの配置でまた寝たいの?(笑)」と聞かれると「いやいやいや!もういいよ本当に(笑)」と寺西さん。「しょうがないねぇ~」とニヤニヤする菊池さん「きまずかったあれ、本当に…」と疲れた様子(?)の寺西さんでした。

そして橋本さんが「5次審査の最終日かなと思います。オリジナルメンバー三方の涙。聡くんはよく泣くので見慣れてはいるんですけど(笑)、勝利くんと風磨くんが泣いてるっていうのが忘れられないですね」とコメント。すると佐藤さん橋本さんを覗き込み「泣いてたの…?泣いてたかなぁ?」ととぼけ始め、菊池さんも「俺は多分泣いてない!」と言い出すと、橋本さんが「いやいやいやいや、いっちばん泣いてましたよ!」とツッコミ。すると原さんが「『(菊池さんのモノマネをしながら)俺のせいなんだぁ、ごめんなぁ』…とかなんとか言ってたよな!」と菊池さんのモノマネを披露して一同大爆笑。「お前にイジられんのは違うわ!将生ならいいけど」とツッコむ菊池さんでした。

佐藤「驚いたことで言うと、サプライズで、先輩の木村拓哉さんがリハーサルの現場に来てくださったこと。新曲『Rock This Party』を練習していて、僕ら3人は教える立ち場ですが、そんなときに限って僕が振りを飛ばしてしまって恥ずかしかったですね(笑)。僕が振りを間違える姿を見ているので、今までは審査する側・される側という関係性でしたが、これからはそんなこともいじり合ったりして家族としてやっていきたいですね」

――またまた笑いを誘ったのは猪俣さんとアツい男・原さんとのやり取り。

猪俣さんが「僕が印象に残っているのは、原君がこのタイプロ期間にぽつぽつささやいてくれる言葉ですね」とコメントすると、会場から「ぽつぽつ…?」と疑問の声が起き、原さんに「ぽつぽつ…なんか言ってた?」と問いかけられた猪俣さんの「例えば『男は髪の毛に頼んなよ』とか」という発言に一同爆笑。「それはお前が(ヘアカットを)ミスっただけだろ!(笑)」とツッコむ菊池さんに「どんな存在なの?原は」と聞かれると、「原くんは僕にとって、あぁ…熱い人?」と答え、再び会場の大爆笑を誘います。

菊池「いい関係性だもんね?二人はね」

猪俣「はい。あ、たまにうるさいときもあるんですけど」

「おい!」

菊池「うるさ!」

猪俣「やっぱり一言一言が僕にとっては大きな宝物になっているので、これからも支えてくれればなぁと思います」

菊池「サポートメンバーみたいだな」

「ヒャハハハハ!サポートします」

松島「パーソナルな人となりがわかることが大切なので、全審査を通して自主練期間中にみんなとコミュニケーションを取ることが多くて。timeleszとtimeleszのファンに対しての想いをちゃんと自分の意思を持って語れる子たちが揃っていたので、今後のタイムレスにとって安心感に繋がりました。なによりも僕ら3人、グループの音楽、グループのことを愛してくれるという想いをそれぞれ話してくれたのが印象的でしたね。あとは、タイプロに出演してくださった先輩もそうですが、なにわ男子の藤原丈一郎くんや道枝駿介くんもタイプロを見て下さっているという話をして下さって『これはもう全タレントが見た方がいいものだ。自分自身も初心に帰るので、グループの在り方というものをすごく学ばさせてもらっている』と2人に言ってもらえた時に、先輩後輩かぎらず色々な方々の胸に響くプロジェクトだと胸を張って言えるんだと実感できてすごく嬉しかった。本当にやってよかったと思えました」

「一瞬一瞬が本当に大切な時間でしたけど、僕は5次審査で髪を圧倒的に切りすぎてしまったりとか(笑)…友だちから連絡が来て、『お前だけ格闘技やってんの?』と言われたこともありましたけども。あと、4次審査の登場のシーン。あんなにガンつけてたんだってびっくりしたり。でも、4次審査の本番直前にグループのメンバーで肩を組んで円陣を組んだんですけど、そのときの感動が今でも忘れられないですね。隣に仲間がいる。家族がいる。お前に笑ってくれる存在がいるんだ、とか、一人じゃないんだって思えた瞬間が個人的には久しぶりだったので印象的でした」

ーー新メンバー個人の目標は?

「バラエティはもちろんですが、ここ数年は俳優として一人でやってきた部分もあるので。映画の主演を目標に、そしてその主題歌をtimeleszに…みたいな切り開ける存在でありたいなと思います」

猪俣「バラエティや俳優さんの仕事、いろんなことに興味があるので、いろいろできたら」

橋本「お芝居のお仕事にすごく興味があるのでやってみたい。恋愛ものとかもやってみたいですし、ミステリアス…事件系…(言葉を絞り出し)…サスペンス!サスペンス系は見るのが大好きでやってみたい」

寺西「僕も役者として芝居を続けてきたので、芝居を続けていきたい。後は、僕の好きなものが仕事につながればという想いも込めて、何か“貝”の関連のお仕事を…(笑)。貝関連」

菊池「魚介の“貝”ね?」

寺西「そう、shellね。の何か仕事があればやりたいなと」

…それに対して何気なく「貝ハラスメントね」とつぶやく原さん。すかさず「なんですか?」と拾う菊池さんに、寺西さんが「それいまいる?」とツッコミ。「しまった…」と後悔する原さんに「やってるね~」とにぎやかす菊池さん寺西さんでした。

篠塚「いろんな番組、バラエティに出たいですが、やはりクイズ番組に出てみたいですね。自分は勉強や受験において力を入れてきた経験があるので、今頑張っている中高生の力になれるような仕事があったら自分がやりたいと思っています」

佐藤「大学どこ通ってるんだっけ?」

篠塚「一橋大学経済学部に通っております。(会場から感嘆の声が聞こえて)…恥ずかしいです(笑)」

timelesz projectを経てtimelesz project新体制始動!気になる第一弾の内容は?

佐藤「timelesz新体制第一弾リリースとしまして、最終審査の楽曲でも使用した『Rock This Party』を2月28日に配信リリースすることが決定しました。Sexy Zone時代も含め、サブスクは初めてとなります。僕たちをタイプロで初めて知って下さった方にも楽曲が届くことを嬉しく思いますし、今まで応援して下さっている方々にも改めて僕たちの楽曲がサブスクで聴いていただけるということを僕たちも本当に嬉しく思っています。同時に今までの楽曲12曲もコンピレーションでお届けしますので、ぜひサブスクでも聴いていただけたらと思います」

松島「そして新体制timeleszとして初となるアルバムの制作も現在進めています。クリエイティブに関しては初となりますね。8人で初のアルバムを一緒に制作していくというのも胸が高鳴る思いです」

 

デジタルリリース詳細

2025.2.28 Digital Release
『Rock this Party timelesz』

【Digital Release】
<STREAM & DOWNROAD>
■タイトル:Rock this Party

【配信コンピレーション】
Sexy Zone時代の楽曲も含む選りすぐりの12曲を”Hello! We’re timelesz”としてお届け。

<STREAM & DOWNROAD>
■タイトル:Hello! We’re timelesz
1.人生遊戯
2.ぎゅっと
3.本音と建前
4. RUN
5. RIGHT NEXT TO YOU
6.名脇役
7.make me bright
8.Forever Gold
9.Summer Ride
10.Twilight Sunset
11.Purple Rain
12.Anthem

記者からの質疑応答タイムがスタート!

Q. “菊池風磨構文”などが話題になるなど社会的に注目され旋風を巻き起こしたタイプロ。全体を通してどう捉えている?

菊池「とにかく大変嬉しく、それ以上にホッとしています。前代未聞の挑戦で、我々の会社でも異例中の異例のこと。企画を通す段階で3人一致団結し、なんとかこの企画をやりたいと頭を下げてやらせてもらったので、とにかく失敗できない、注目してもらわないことには意味がないと強く思っていた。ただ、その気持ちとは裏腹に、我々3人も絶対うまくいくと信じていたので、このように注目していただけたことを大変嬉しく思っています。ただこのプロジェクトが成功かどうかは今後の我々8人の活動に大きく関わっていることだと思います。このまま8人で走ったときに数字が変わらないというのは正直大変“照れる”状況になってしまいますので…」

「(“照れる”という言い回しに)ヒャハッ」


佐藤「照れるってなんなの?」

菊池「非常に照れます。僕らもちゃんと数字でも結果を見せていくと、我々の活動が大きくなっていくことこそが成功だと思いますので、成功に向けて頑張りたい。まずはドーム。我々はSexy Zone時代にドームに立たせていただいた。『もう一度ドームに立ちたいな』というのは一番近い目標です。まだ見当はついていないので、まずはライブができたら。そして、とにかく最速でのドーム進出というのを目指したいと思っています」

――新メンバーのみなさんはドームという目標に対してはどう思いますか?

篠塚「(もし立てたら)本当に緊張すると思う。1年前のことを振り返るとこんな風になるなんて考えてもいなかった。最終審査で初めてファンの前でパフォーマンスした時の光景が忘れられなくて。緊張はせずすごい楽しくて、ファンの方たちの表情がすごく見えて、それがドームだったら嬉しいなと思いますし、そのためには、自分は今まで以上の努力をしないと到底立つことはできないと思うので精進したい」

菊池「しの(篠塚)に関しては、今みっちりレッスンの時間が組まれておりますので。我々ももちろん仕事の合間で加できるときはしますが、しのはまだ個人のお仕事というのをいただいていないので、みっちりレッスンが入ってます!」

篠塚「大学は4年で今年終わる予定なので、ここからはダンスや歌に打ち込めたら」

菊池「はい、ビッグマウスに感じるかもしれませんが、ちゃんとここから地道な努力を重ねますので!」

Q. 【寺西さん・原さん宛て】Jr.のドームコンサートと比較して、timeleszとしてドームに立つというのは?

寺西「僕も原も、新メンバーがお客さんの前でパフォーマンスをするというのはどういうことなのか、というのをしっかり理解した上で取り組めたらと思いますし、家族の夢が自分の夢なので一緒に叶えていけたら」

「あの時は他のグループもたくさんいました。これからは8人で5万5千人を集める…という覚悟を持っていないわけではないですが、もちろんその夢を見据えて。今できることは、目の前の仕事に貪欲に感謝を忘れず、楽しんで取り組んだ先に見えてくるものだと思うので。一個一個メンバーで誠意を持って向き合っていきたい」

Q. 新生timeleszの家訓は?

菊池「とにかく楽しく仲よく、です。自分たちもグループをずっと続けていて、大切なのはやっぱり仲のよさだなという。何より楽しくやりたいよね、という3人の共通認識だった」

Q【新メンバー宛て】timeleszになったんだなという実感が湧いたのは瞬間は?

篠塚「審査後すぐに8人で撮影仕事があり、本当に家族のように楽しくワイワイ撮影した時に実感しました。帰路ではプレッシャーを感じたり、この先自分がやらねばならない課題も感じたが、この8人なら自分はどこまででも頑張れると思いますし、ずっと引っ張ってもらっているようではダメなので、自分が引っ張る勢いで頑張ろうと思います」

寺西「グループというものができたのが初めてなので。ずっと“メンバー(⤴)”という響きに憧れていて…(笑)。メンバー(⤵)ではなくメンバー(⤴)って言えるのを(笑)自分の中で『嬉しい…』とすごく実感しますね」

橋本「僕自身まだしっかり実感はしていない。日が経って色んなお仕事したら少しずつ時間できてくるのかなと思っています」

猪俣「審査が終わってからずっと実感がなかったが、timeleszのLINEのグループができて。そこで、『みんないる!』と思って実感が湧きました。なのでこれからもっとLINEをもっと動かしていけたら…」

一同 (笑)

菊池「LINEベースじゃない(笑)」

「審査結果を呼ばれたのがいちばん最後だったので、端っこにいたのですが、右横を見たときにメンバーが今の様に横一列になっていて。この光景が僕にはジーンときてしまって。家族なんだなと、この横並びが…すごく横並びです(笑)」

一同 (笑)

菊池「ちょっと…(今の発言)どうかな」

佐藤「まだ審査中なの?(笑)」

「ヒャッ。落とされる!」

菊池「まだメディアのみなさん、世に結果を出してないですからね」

「みなさん今すぐ出してください!(笑)」

もはやお決まりのやりとりを寺西さんは全開のアイドルスマイルで見守っていました。

Q. 【オリジナルメンバー宛て】3人から8人になったと実感する瞬間は?

菊池「ダンスのフォーメーションがすごくない?スクランブル交差点かと思うくらい混んでる(笑)」

松島「これまで佐藤がセンターとしてずっとやってきたグループだったので、センターがないというグループのフォーメーションが新鮮。なのでいまだに実感が沸いてない。実感が湧くポイントがいつになるのかわかってないけど…やっぱりライブなのかなと思いますね」

佐藤「メークの待ち時間が長いこと。これまでは一度で終わっていたメークが、3回に分けてメークをして、増えたなあ、待つなあと。でもその待っている時間に家族が増えたというのをすごく感じて、いい時間をこれから過ごせるんだよなぁと思っています」

Q. 【新メンバー宛て】自分が選ばれた理由はなんだと思いますか?

原さんがドヤ顔で「ビジュアルです」と即答。会場から笑いが起こる中、菊池さんが「いうまでもなく、原はビジュアルです。めちゃくちゃかっこいい。いちばん」と補足すると「そこまで言われるとウソですけどね」と焦る原さん。リポーターが噛み締めたように「わかりました」と返答すると一同爆笑に包まれるのでした。そこから“ビジュアル”のムーブが起きて…

寺西「僕は正直わからなくて。ただ候補生だけど会社の人間でもあり、後輩でもありというぐちゃぐちゃとした部分があったからこそなのかと。あとはビジュアルですかね(笑)」

菊池「原の次にかっこいいと思ってます」

「2番目にな」

橋本「飾らず素でこのオーディションで挑んでいたので、飾らなさ、人間らしさかなと思います」

佐藤「将生はビジュアルだよ」

一同 (笑)

「俺よりは下ね?」

橋本「3番目っすよね」

猪俣「選ばれた理由は考えてもわからなくて…なので…なんでなんですかねえ?」

一同 (笑)

菊池「そういうところかなぁ」

佐藤松島「愛嬌だと思います(笑)」

猪俣「でもビジュアルも整えていって、4番目のビジュアル担当猪俣として頑張れたらと…すべ、すべりました」

一同 (笑)

菊池「他はもう横並びなんで。僕らも含めてね?」

「早く追いついてこいよ」

篠塚「正直わからない。それをこれから探していくのが僕にとって大事なこと。センターがある状態から自分を入れてもらうことで8人になり、デメリットがあるのではないかと考えてしまう日々でしたが、自分に期待してもらっていることが何なのか、わかった時に大きな力になれると思うので、頑張ろうと思います」

菊池「補足しますと、デメリットはひとつもありません。とにかくこれからが楽しみですし、伸びしろでしかないと思っているので。それは3人が自信を持ってお伝えできることです」

Q. 【オリジナルメンバー宛て】3人からみて5人のよさは?

松島「太陽のような人だなというのはずっと感じていて。グループにはポジティブな存在というのが必要不可欠で。どんな状況でも周りの人を明るくできるという持ち前の明るさだったり、やる時はやるというメリハリがある。またトレーナーさんが指摘できないくらいのスペックの高さも。グループとしてパフォーマンスを極めていかねばならない中で縁の下の力持ちのように色々なところで支えてくれそうだなと思います。後輩の僕が発する言葉を120%で体現するスピードも速く、フラットに接して下さったのも嬉しくて。今回からはメンバーとしてタメ口でバンバン話していくし…(松島さんをまっすぐ見つめる原さんを見て)フフッ(笑)。いい関係性であれたらと思います」

佐藤「(松島さん&原さんの2人を見つめしばしにこやか)…周杜は愛されキャラで、わかる通りポワポワとして天然さもすごく可愛らしいところでもあるのですが、一方でひたむきに努力する姿も見ているので。言われなくても、自らここが足りないんだという部分を磨いていく姿が素晴らしいと思います」

菊池「将生はカッコいいですし、ダンスも上手で歌も頑張ってくれていて。一見いわゆる“陽キャ”で明るそうな感じですが、実は繊細で気にしいで。そういうところも含めて魅力。いろんな人に寄り添う優しい気持ちを持ち合わせている男なので、色々な人に素敵なパフォーマンスをお届けできるのではないかと思っています。

しのは先ほども言った通り、伸びしろを感じさせてくれる努力には目を見張るものがありました。カメラに映らないところをわざわざ選んで一人で練習していたりだとか。後は頭の良さ。学歴うんぬんではなく、問題解決における判断力や判断のスピードは唯一無二。大きな一つの強みかなと思っています」

すると寺西さんのコメントだけスルーするというボケをされ…

寺西「(頭をポリポリする仕草をしながら)あれれれれれれれ??なんでぇー??やーだなぁ〜(ぶりっこっぽい口調で)」

佐藤「あれテラってそんな感じだったっけ?(笑)」

寺西「あのー記者のみなさん、適当に書いておいて下さい、僕のいいところを(笑)」

佐藤「僕にとってテラは先輩なんですが、敬語をほとんど使ったことがなく。優しく受け入れてくれる本当に人間力の高い先輩でもあり、これからはメンバー。ずっと一緒にいたいと思わせてくれる存在でしたし、歌も踊りもものすごい人なんですよテラは。テラがメンバーになることは間違いなかったなと思います(寺西さんとお互い目を見つめながら)」

Q. 【寺西さん宛て】最終審査で自分が選ばれた時はあまり涙は見られませんでしたが、原さんの名前が呼ばれた時には涙を流していました。その時の想いは?

寺西「ジュニアの頃から一緒に仕事をしてきて、一度は分岐して個人とグループでそれぞれ活動していたが、またこうして同じところで交わるというのが不思議で、最終的に一緒に夢を掴みたい気持ちはあって、最後だったのでドキドキして。もちろん自分のことも考えていましたけど、『原、原、原…』って念じていたら(原さんの名前が)呼ばれて。気づいたら泣いていましたね」

菊池「でもこっそり2人で飲みに行ったんでしょ?そのとき原、なんて言ってた?」

寺西「えっとなんだっけ…(原さんのモノマネをしながら)『俺たちメンバーだよ!?メンバーだよこれから!?』っていうのと、『テラ、まじカッケェよおまえ!』って言ってましたね」

一同が爆笑していると、松島さんに「原ちゃん泣いてます」とツッコまれた原さんの目には涙が。

「ハハハハ!(照れくさそうに)」

寺西「アツすぎるんだよ」

松島「アツいよ~、それが原ちゃんのよさなんだけど」

菊池「なにより我々から言えるのは、発表前なのでメンバーという言葉に関しては控えていただきたかった(笑)。でもそれだけの二人の関係値というのはファンのみなさまもご存じかと思いますが、それだけ胸打たれるところがあった」

Q. その話を伺って原さんはいかがですか?

「テラとはプライベートでも仲がいいのですが、アツい想いや自分の弱みをあまり外に出さないタイプで。本当は俺に対してどう思っているんだろう?といろいろ思っていたのですが、僕が呼ばれた時にそうやって涙をながしてくれたというのは…すごく嬉しかったというか、それこそ“照れ”ましたね(笑)。すごく信頼して、一緒にやっていこうと思ってくれていたんだなというか。俺が審査前に寝られない日が続いたときは、ずっと相談してましたね。『寝れないんだけど〜』って(笑)」

寺西「だから『知らないんだけど~』って」

一同 (笑)

「何回もありました、そのラリーが」

Q. 先ほどから“家族”という言葉がありましたが、実際timeleszを家族で例えると家族構成は?

菊池「親がいるっていうより8人兄弟な感じがしますね。どう?周杜」

猪俣「え~でも…風磨くんはお母さん。兄弟じゃない」

菊池「俺お母さん?(笑)」

猪俣「大輝は三男、テラくんが次男、将生くんが長男」

寺西「大丈夫?適当に言ってない?」

猪俣「勝利くんが…お母さん」

(一同「お母さん2人いるの?」とざわつく)

寺西「家庭はね、それぞれだからね」

猪俣「聡くんが四男、原くんは従兄弟です」

「なんで俺だけ遠いんだよ!(立ち上がる)」

Q. 8人のそれぞれの個性、売りは?

菊池「やっぱりあの、バラエティとかではなくて(記者から笑いが起こると)あ、ちょっと何が面白いんですか?おかしいなぁ。静粛にお願いします?アイドルで、二の線でキラキラ行きたいと思います。(記者が「お~」と声を上げると)いや『お〜』も違うな!?とにかく元気いっぱいでいきます」

篠塚「まだまだ探してはいますが、審査結果を聞いた時にも言われた“がむしゃらさ”でお願いします」

寺西「芝居を中心を活動していたので、そういった部分をグループに還元できたら。(質問者より「審査中も舞台がありましたが全くその大変さを見せることなく挑んでましたね」と言われ)それはそれ、これはこれというか。それまでにもらったお仕事は真摯に向き合って、というので今もやらせていただいてます」

橋本「見た目がクールと言われることが多いですが、実はいちばんアツい男なので。“グループ1、アツい男”としてみんなとぶつかりあっていけたらと思います」

菊池「アツいわりには俺のLINEシカトしてきたよな!?」

橋本「いやいやいや」

菊池「(どんなLINEですかと聞かれ)将生からそのアツいLINEがきたんで、僕もアツく返したんですけど」

橋本「風磨くんが急に語りだして…『まずはサウナ、次は内見』と」

菊池「(一人暮らしの)お部屋も探そうね、と。サウナ行きたいですと言っていたのでまずはサウナだなと。じゃあ内見も一緒に行くか、と。そして『これからよろしくな!』でシカトです。大変照れましたね。…ごめんな俺が語りだしちゃったからな」

佐藤「僕はそうですね…“顔”で…」

菊池「も〜間違いないですね」

松島「顔面人間国宝ですから。自信もって下さい」

佐藤「(笑)。自信持ちます」

寺西「原の次でしょ?でも」

「早く追いつけよ、俺に」

佐藤「あぁそっか。頑張るぅ。追いつけるように自信持って、自分の取り柄だと言えるように、原ちゃんを追い越せるように頑張ります(笑)」

猪俣「自分では自分の良さはわからなので、先ほど勝利くんが言ってくれたように、他の人に自分の良さを言ってもらえるようになって、色んな場に呼んでもらい活躍できたらなと思います(不安げな表情だったが、コメント後に隣の佐藤さんと目を合わせて安心したような素振り)」

松島「デビュー前から『流した汗は嘘をつかない』という言葉を大事にしていて。その通り、何事に対しても全力で頑張ることが自分の個性なのかなと思っています」

「先ほど聡ちゃんが言ってくれたように、太陽みたいな存在というのはすごく嬉しい言葉です。よく笑顔を褒められることが多いので(くしゃみをした猪俣さんに)今じゃないな(笑)。…よくは、は、“歯”を見せて、timeleszって明るいグループだよねって思わせられるような…」

菊池「ちょっとコメントがわかりにくいなぁ。じゃあ“笑顔”を見せておいた方がいいんじゃないの?」

一同 原さん渾身の笑顔を待ち構える

「(爽やかな笑顔で白い歯を見せ)ハッ…!」

菊池「はい、現場からは以上です」

Q. 先輩の木村拓哉さんがリハーサル現場にいらした時に「水がここにあるのは当たり前ではない」という言葉がありました。timeleszがこれから活動していく上で、大切にしていきたいことは?

菊池「とにかく楽しく、ずっと笑っていられるような場がいいなと思います。いろいろなお仕事をさせていただくわけですが、グループでも個人でも、たとえばお芝居をするとなったら、僕らの畑ではないところでお仕事をさせていただくことになる。バラエティもそうですし、究極を言うと音楽活動もそこにはアーティストの方がいるわけで。でも、“グループ”ということに関しては我々が胸を張ってやりきることのできる唯一のお仕事だと思うので、グループでいるということが我々にとってなによりも大事なこと。それを至上命題に、どう長く続かせていくかといういうと、それは楽しく笑ってみんなで何でも言い合えるような仲になるということだと思います」

Q. 6次審査の合否の分かれ目は?

菊池「言葉が難しいですが、ある段階からは全員合格の気持ちでした。みなさんのスキルが調達して、僕なんかよりも歌や踊りが上手いなという子はたくさんいました。とにかくみんなキラキラ輝いていたので、合否を分けたという感覚はなく、一緒にグループ活動をしていく上でより“一緒に歩んでいけるな”と、その可能性を感じさせてくれたメンバーということです。ボーイズグループを0から作る、というオーディションだったらまたメンバーは違ったと思います。その中に僕は入っていないと思います(笑)。そのくらい全員素敵なメンバーだったので。歌もバランス。相性はみんな良かったと思います」

Q. 【新メンバー宛て】合格を一番に伝えたい人は?

篠塚「親。わがままな選択をした自覚はありますし、親が本当に望んでいた道なのかわかりませんが、ずっとサポートをしてくれてダンスシューズを買ってくれたり、審査の前はLINEで励ましてくれたり。今まで以上に親との仲が深まった期間だったので」

「僕が言うよりみんな結果は知っていると思うので、直接言うとなると僕はこの後舞台の公演があるので、カンパニーのみんなに報告をしたいなと思います」

橋本「僕も家族。今、バイトって嘘ついてリハに行ったりしているので(笑)」

猪俣「家族。タイプロの期間にすごく支えてもらったりだとか、精神的にもなんでもしてくれていたのでいちばんに伝えたいです」

「家族ですね。この業界に入って15年目ですが、この業界に入る時も大学と両立できず中退するときも、そっと背中を押してくれてずっと応援してくれていたので。面と向かって『合格したよ』と伝えたいです」

菊池「素敵な話なんですが、みなさんに“家族”になってしまったので家族以外にも…」

「やっぱり目黒(蓮)ですかね。彼は同期でずっとやってきましたけども、いかなるときも“僕のために”っていうのでずっと連絡をくれていたりしたので、早く伝えてあげたいなと、伝えなきゃいけないな、というのが彼に対しての誠意だと思う。これからは正々堂々と同じデビュー組という立場で、でも変わらないライバル関係として誠心誠意、切磋琢磨していけたらと思います」

Q. 先ほどの家族構成についてで猪俣さんが抜けていたので

猪俣「そうですね~お父さんがいないので、お父さんですかねぇ」

一同 爆笑

松島「頼もしいよ」

菊池「一夫多妻でなぁ」

Q. 【新メンバー宛て】timeleszになってパフォーマンスしてみたい曲は?

猪俣「結構たくさんあるんですけど、たくさんある中で3つ出すと(ここでも“3つ”に反応して記者から笑いが。菊池さんに「いいよテンポよくいこう」と促され)『ぎゅっと』『Cream』『puzzle』 です。『puzzle』はSexy Zone最後のオンラインライブで観ていて、涙が出るかと思うくらいすごい感動して」

菊池「(涙は)出ないんだ!?」

松島「出てないのね」

猪俣「涙は出てないので、これを披露させていただくときは涙を流させていただきます」

「『RUN』ですかね。僕も背中を押された曲ですし、メンバー、ファンにとってもすごく大事な曲なので、今度は8人そろって想いを込めてやりたいなと。あと『Lady ダイヤモンド』は僕とテラなんかは…(「えー!?」と声が上がり)えーってなんですか!できますよ僕もアイドル!」

菊池「『Lady ダイヤモンド』は原がいちばん近い…」

「そうですよ、いちばん踊ってきましたもん。バックで…『Lady Lady ダイヤモンド~♪』(振り付きで生歌披露)」

菊池「もうこれ見たら僕らできないっすよ」

寺西「今、原が冗談っぽく言ったんですが、本当にバックとして踊っていたは何曲もあるので、自分たちがやるとどんな風になるんだろうと自分でもワクワクします」

篠塚「『人生遊戯』が元からすごい好きだったのですが、タイプロを通して4次審査でのパフォーマンスを観てすごく感銘を受けて、自分もこんな風に人の心を動かせるパフォーマンスがしたいなと感じたので。あの頃よりかは成長した自分で、この8人でパフォーマンスしてみたい」

橋本「この8人でやる5次審査課題曲の『SWEET』はどんな風になるのかなと思うのでた楽しみです」

松島「山下智久くんがプロデュースしてくれた『Anthem』。我々からファンに対する決意表明として楽曲を披露させていただいていましたが、山下くんからは新メンバーが加わったその先に対しての想いというのも込めて下さっていると聞いていたので、この8人でやるこの曲がどういったものになるのかとすごく期待。何よりもタイプロの幕が閉じて、僕たちも“タイプロロス”になるんだろうなと思っているのですが、我々もファンのみなさんも一度原点に返れような曲になっていると思っています」

佐藤「『RUN』。候補生に歌ってもらったのもすごく感動的で、そのバトンを繋ぎたいという想いもある。この8人でやる『RUN』がどういったものになるかやってみなきゃわからないものであったり、エネルギーがすごく強い楽曲なので、8人の想いを乗せるとどれほどの強さになるのかなと。8人の『RUN』でステージに立ちたいなと思っています」

菊池「…もうおわかりの方大多数だとは思うんですけども、『バィバィDuバィ〜See you again〜』で」

一同 (笑)

菊池「これに関しては8人で想いを乗せると、ドバイに想いを馳せると」

佐藤「そういう…『RUN』とかだったらわかるけどさ」

菊池「気持ちとして非常に感情が乗りやすいかなと」

佐藤「乗るかなぁ~?」

松島 「いい曲だよねえ」

菊池「10ヶ月間の想いをそこにぶつけて欲しいという想いがありますので」

メディアに見守られながら新体制timeleszで初の乾杯を!

菊池「ここでメディアの皆様にも見守っていただきながら、我々家族、新しい形に生まれ変わったtimeleszが絆を深めるために乾杯をさせていただきたいと思います。“襲名式”と題してますので、盃を交わして」

~スタッフがカラフルなドリンクを運んでくる~

菊池「ご覧いただいている通り、色がそれぞれ違います。この色こそがメンバーカラーとなっております。このメンバーカラーを体に取り込んでいただいて、これこそが自分の色だと。ここからのアイドル人生最初で最後の色になると思いますのでしっかりと飲み干していたければ」

「粋だなあ」

寺西「これ大丈夫?飲めるやつですか?」

菊池「もちろん。基本的にシロップなので」

松島さんより、一人ずつメンバーカラーについて説明が。

【篠塚:白】

松島「何色にも染まっていない真っ白な状態。これからいろんなことを経て、何色にも染まれるような人になってほしい」

篠塚「メンバーカラーに関して、本当に知らなかったので驚き。自分色を探そうと思います」

【寺西:水色 】

松島「冷静さと信頼性。大人っぽさもありながら、周りのメンバーを優しくサポートできる人柄を評価して水色に」

寺西「まず、このドリンクめっちゃ酸っぱいのかな苦いのかなとか…デビューってこういうことか、って思っていたらこんなに粋なサプライズで。この色を信頼して、水色という色を与えて下さったみなさんに恥じないように頑張っていきたい」

【橋本:ピンク 】

松島「ピンクというと可愛らしい色だが、将生は可愛らしさと大人っぽい色気を持ち合わせている。繊細な部分も可愛らしい部分もありながら、芯のあるアツい男という想いがあるので、このピンクに染まり切ってほしいなと思います」

橋本「まさか自分のメンバーカラーがピンクになるとは。どちらかというと暗めの色かなと思っていた。これからピンクのものを買えたらいいなと。愛着湧きます」

【猪俣:黄色 】

松島「周杜は愛嬌がある、誰からも愛される人柄。そして一切負の感情を見せない、どんなに苦しい環境もポジティブマインドで乗り越えられる人柄を評価し黄色に」

猪俣「聡君が言ってくれた通りの人柄になっていこうかなと思います」

「かわいい(笑)」

【原:黄緑 】

松島「原ちゃんは黄緑です。僕のメンバーカラーが緑なので、近しいものを感じると思いますが、先ほども言ったように太陽のような人というところと、親近感、親しみやすい人柄なので、そういった部分がファンの方に浸透していったらいいなと思います」

「そうか、聡ちゃんが緑で周杜が黄色で、黄緑が中間なんだ。なんか不思議な感じです」

菊池「僕らも迷ったんです。濁り山吹色とかにしようとか」

一同(笑)

佐藤松島「渋みがね。原さんカッコいいですから。爽やかにね」

「黄色は太陽、緑は森林とか。明るく照らすじゃないですか、光合成して。黄緑に誇りを持っていきたいと思います!」

~乾杯へ~

メンバーカラーのドリンクを片手に、机の前に並び順に立った8人。写真撮影を終え佐藤さんが乾杯の音頭を。

佐藤「これから8人で楽しく一生一緒にいましょう。家族なので。それでは行きますよ。乾杯!」

乾杯の声でドリンクを飲み干すメンバーたち…しかし一人だけ様子がおかしい模様。

「…苦!!!!!!」

一人だけドッキリで苦いドリンクにされていた原さんのリアクションに、一同拍手。

「苦い苦い苦い!!!!」と騒ぐ原さんに、「すいません手違い…」と謝る菊池さん。「苦くてびっくりした、心の中でニヤニヤしてたんだ?(佐藤・菊池・松島の)3人は」と返すと、松島さんにも「“渋い”って言いましたから…」と伏線を回収され、「ヤバ!」と一人疲弊した様子でした。

――メンバーを代表し、最後に菊池さんから最後の挨拶

菊池「この8人でこのプロジェクトが大成功だったと笑っていただけるように精一杯楽しみながら一歩ずつ歩んでいけたらと思います。一歩ずつとは申しましたが、とにかく爆速で突っ走っていきたいと思いますのでどうかご声援のほどよろしくお願いします。新体制timeleszでした。ありがとうございました」

『Rock This Party』が流れメンバーが順に退場する中、最後尾の原さんは「笑えない、苦いから…」と去り際にメディアにコメントを残していったのでした。

■編集後記

最終パフォーマンス審査から取材させていただいたtimelesz projectでしたが、新体制timeleszとなり強く感じたのはメンバー間の絆の深さ。本人たちも口々に“家族”というワードを出していましたが、まさに家族のような関係性を感じさせる終始和気あいあいとした雰囲気で、会見中思わず笑ってしまうシーンが幾度となく繰り広げられていました。静かにメンバーを見守る佐藤さんは、時折キラキラとまぶしい王子様スマイルを見せ、不安げなメンバーをケア。機転を利かせながら話をリードし、コメントは拾っては即座に笑いに変える菊池さんは、さすがの頭の回転の速さ。そして、メンバーそれぞれを穏やかに観察している松島さんの平和な空気感に、場が和む一面も。そんな3人の家族として新たに仲間入りした5人の新メンバー。まだ実感がないとコメントするメンバーもいましたが、最終パフォーマンス審査の時とは確実に異なる、自信や熱意が強い眼差しから滲み出ているような気がしました。新体制timeleszのこれからに目が離せません!

「新体制timelesz」メンバー・寺西拓人さんがCLASSY.4月号に登場

2月28発売のCLASSY.4月号『#TOKYO恋する1軒目』企画に、今アラサー女子を中心に注目を集めている寺西拓人さんが初登場。寺西さんと初デートに行くなら…という設定で、海鮮居酒屋とレコードバーを巡りました。お酒を楽しむ寺西さんの素の表情に注目!インタビューでは、恋愛観やキャリア観について語っていただきました。予約受付中ですので、ぜひチェックしてください!

※電子書籍(サブスクリプション)での掲載予定はございません。ネットでの予約分は在庫が薄くなっておりますが、発売日後は書店に並びますので、ぜひ書店でのご予約・購入もご検討くださいませ。

timelesz

メンバーは佐藤勝利、菊池風磨、松島聡、寺西拓人、原義孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝。2011年11月16日、Sexy Zoneとしてシングル「Sexy Zone」でデビューし、オリコン週間ランキング1位を獲得。以降シングル27作、アルバム11作(ベスト/アニバーサリーアルバムを含む)を発表し、全作品でオリコン週間ランキング1位を記録。2024年4月1日よりtimeleszに改名し現体制へ。同年6月19日に改名後第一弾リリースとして、1st EP 『timelesz』を発表しオリコン週間ランキング1位を記録。2024年9月13日からはNetflixにて新メンバー募集オーディション「timelesz project -AUDITION-」の世界独占配信がスタートし、初回配信週の視聴で日本におけるシリーズTOP10で1位を獲得。その後も配信の度に今日のシリーズTOP10上位を獲得するなど、大きな話題を呼んでいる。ananでは短期集中企画 『timelesz project -AUDITION DOCUMENTARY』を連載。2025年2月15日、同番組の最終話の配信を経て新メンバー寺西拓人、原義孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝を迎え、timelesz 新体制が始動!

撮影/和佐田美奈子 取材・文/中村美貴 構成/CLASSY.編集部