25歳にして国民的グループのキャプテンを務める梅澤美波さん。CLASSY.読者と同世代の若き成功者として、読者のお悩みに答えます。厳しくも温かいアドバイスは必読です！

プレッシャーはあったほうがいい成長の糧になるはずだから

Q1.リーダー（梅澤さんの場合はキャプテン！）になって変わったことはありますか（はたさん／23歳・事務職）

A1.あまり意識したことがないですが、周りからはすごく変わったと言われます。たしかにどんな場面でも堂々としていられるようになったのは自分としても大きな変化。キャプテンに就任したのは活動を始めて6年が経ったころでしたが、当時のことを思い返すと発言するにも見ていられないほど自信がなかった。今ではどんな話を振られてもしゃべれるし答えられるようになりました。気持ちも強くなったし責任感も全然違います。やっぱりキャプテンになったこの2年間で、経験と場数が圧倒的に増えたし、立場が成長させてくれたんですよね。だからメンバーにもたくさん経験をさせてあげたいし、成長の機会をあげたいなと思います。

Q2.人のいいところを見つけるのと人間関係をうまくやっていくコツはありますか？（こっこさん／19歳・学生）

A2.人の悪いところばかりが目につくことってありますよね。それはものごとがうまくいかなかったり自分と他者とを比べてしまっているからだと思っていて、そういうときは無理をせずに自分と向き合う時間をとっています。余裕があるときに周りを観察してみると、手を洗ったあとに跳ねた水をちゃんと拭いてるんだ、自分の意見を発言できるコなんだ、といったことが見えてきます。自分と接したときには気が付かなかったことが、遠くからだと見えることもあるんですよね。その場で伝えるのは照れくさいから、こういうところがよかったね、とフィードバックするのは少し時間が経ってから。また、直接ではなく周りの人に伝えてみたりすることも。気持ちを正直に言葉にすることで垣根がなくなって、距離が縮まるんじゃないでしょうか。

Q3.仕事とプライベート、多忙な中でどうやってうまくバランスをとっていますか？ストレス発散方法があれば教えてください（colorさん／28歳・観光業）

A3.私は仕事とプライベートの境目がほとんどなくて、休みの日でも、仕事のことをずっと考えていたいタイプ。乃木坂が大好きだし好きなことをしているので、ストレスに感じにくいのかもしれません（笑）。食べることが好きなので食事の時間はすごく幸せを感じるし、スケジュールが詰まっているときでも、隙間時間にサッとお洋服を見に出かけたりするだけでストレス発散になります。自分の感情にフォーカスをあてて、小さな変化に敏感でいることが大事なんじゃないかな。「好き」や「幸せ」を意識すると、日々の生活にメリハリが生まれるし、いい息抜きになるはずです。

Q4.今とは全く違う職種の仕事に思い切ってチャレンジしてみたいのですが、なかなか勇気が出ません。初めてのジャンルのお仕事の際、どのような心持ちで臨まれていますか？（ずみさん／30歳・総務職）

A4.アイドルは歌って踊るだけじゃなくて、お芝居をすることもあればモデルとしてファッション撮影をすることもあります。新しいジャンルに挑戦するときは私たちにも当然不安がつきまといます。でも、私は思いもよらなかったところで誰かが求めてくれたりするのがうれしいし、挑戦してみたい！という好奇心のほうが強いみたい。プレッシャーは自分の糧になると思うし、期待してもらえているということですよね。だから、その瞬間をしっかり味わうようにしています。不安があるときには抱え込まずにさらけ出してみます。先輩方に、どうしたらいいですか？と聞いてみると、言葉だったり態度だったりで教えてくれるもの。不安を周りと共有することで肩の力が抜けて楽になるし、きっと誰かが手を差し伸べてくれるはず。私も助けてもらいながら少しずつ成長してきたのを実感しています。

【衣装クレジット】コート￥81,400（ハイク／ボウルズ）タンクトップ￥8,000（TW）デニム￥27,500（カルバン・クライン ジーンズ／カルバン・クライン カスタマーサービス）ピアス／スタイリスト私物
モデル／梅澤美波（乃木坂46）撮影／東 京祐　ヘアメイク／中山友恵スタイリング／川瀬英里奈　取材／西道倫子　編集／藤田摩吏子　再構成／Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年2月号「大特集Part5・梅澤美波さんがお悩みに答えます」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。