【タイプロ】涙の最終パフォーマンス審査を詳細レポート!

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昨年4月1日、Sexy Zoneから timelesz へのグループ名改名と同時に発表された、新メンバー募集オーディション「timelesz project」。約1年に渡って行われた一大プロジェクトの最終パフォーマンス審査が、2月5日(水)有明・東京ガーデンシアターにて開催されました。その様子をたっぷりレポートします!

会場は有明・東京ガーデンシアター

ライブ会場のような本格的なレーザーや装置が設置された有明・東京ガーデンシアター。最終パフォーマンス審査を見届けるtimelesz FC会員の入場が開始されると、少し緊張した面持ちで着席するファンの姿も。会場内では、タイプロのテーマ曲とも言える『Anthem』や課題曲として使用された『人生遊戯』、また最新話予告でメンバー&候補生が銭湯で口ずさむ様子が放映された『ぎゅっと』等、ファンにとっても思入れの深い楽曲が流れます。普段のライブとは異なりどことなく緊張感が漂う空気の中、ファンたちはそれぞれ持参したペンライトを点灯させ、開始予定時間である14:30を待ちます。

いよいよ最終パフォーマンス審査の幕開け!

会場の照明が落ち、ついに最終パフォーマンス審査が開幕。客席の正面に設置された3つのスクリーンに、Netflix『timelesz project』の書類審査から今日までのハイライトが走馬灯のように流れ、会場全体が息を呑むようにこの半年を振り返ります。約1年という期間をかけ実施された今回のプロジェクト。今にも泣き出しそうな表情を見せるファンの姿も。

まずはtimeleszの3人が登場!

『Anthem』のイントロが流れると、ステージの奥からキラキラと輝く衣装に身を包むtimeleszが登場。歓声と共に拍手で迎えられた3人は、会場のファンに今の心境を語ります。

松島
「運命の瞬間。苦楽を共にした候補生には教えてきたこともあるが、教わったことも多かったと思う。timeleszの再スタートは華やかなものにできたら」
菊池「人生をかけてここにきた。ファンの皆さまもぜひ一緒に手を取って歩んでくれたら」
佐藤「自分たちの運命を自分たちの手で変えにきた。全身全霊で挑みたい」

続いてタイプロファイナリスト、候補生8人の登場

スクリーンに5次審査8位の浅井乃我さんから順にNetflix「timelesz project」内の個人シーンが流れ、それぞれタイプロに対する想いを語ります。

【映像】

8位 浅井「タイプロで家族ができた」
7位 本多「ボーカルが存在意義」
6位 篠塚「まだ見ぬ自分に出会えた」
5位 猪俣「人一倍の努力」
4位 橋本「自分が変われた」
3位 原 「自分に正直になれた」
2位 寺西「濃密な時間」
1位 浜川「さらけ出す恐怖がなくなった」

1位の浜川さんの映像まで流れ終わると会場からは拍手が自然と湧き起こり、『Anthem』と共に横一列になった8人がステージに登場!下手から1位~8位の順で並び、ビジューやパールといったきらびやかな装飾が施された衣装に身を包んだファイナリストたち。初めて対面する会場のファンに熱い歓声で迎えられると、時折緊張で声を震わせながらもこの最終審査に込める力強い意気込みを語り始めます。

浜川「まずはtimeleszと11人でこの日を迎えられて嬉しい。8人でパフォーマンスする『RUN』は僕たちの想い、そしてタイムレスさんの想いを乗せて行いたい」

寺西「これまでの想いと、これからの想いをぶつけて挑みたい」

「タイプロに参加し歌うこと踊ることの幸せを身に染みて感じた。人生を賭けて楽しませたい」

橋本「ここに立てていることを嬉しく思う。すべてを賭けてパフォーマンスしたい」

猪俣「ここにいる候補生とスタッフに感謝しています。この会場の全員を楽しませます!」

篠塚「ここまでいろんな人の思いを背負って頑張っています。今日は絶対にファンのみなさまを楽しませます」

本多こんな機会は最初で最後ですし、たくさんのお時間を頂いている中で、一人ひとりの表現をできるよう頑張ります」

浅井「この半年間温かい言葉にすごく救われたので、会えることに感謝しています。最終パフォーマンスでこれまでのスキルを活かせたら」

登場した直後は初めての状況に緊張した素振りを見せる候補生もいましたが、ファンがペンライトを振ると候補生たちも安心したように手を振り返し、温かいファンに安堵する姿が見られました。

とここで「緊張するでしょ?」と話を振られた猪俣さん。「いやぁもう〜、いやあ〜もう〜…(手を振るファンを見て)あ、こんにちは~!」と急な切り替えに会場から笑いが起きると、「今日はもう…360°楽しませます!」と更なる天然発言(?)をし、timeleszが「いや後ろスクリーンだから!(笑)」とツッコみをいれるという、和気あいあいとした一コマも。

timeleszの3人もこれまでの候補生の成長ぶりをコメント。

松島「我々が伝えたことを120%受け取って素直に体現してくれる。自分自身との闘いもあっただろうし、仲間同士とのコミュニケーションで苦戦してしまったこともあると思う。それぞれが気づいたことを改善し、自分らしさを出すために葛藤、努力している瞬間は胸にくるものがあった。それを僕たちが一番近くで見てきたので、今日はその魅力を思う存分発揮して欲しい。ここに立てているということは立派なアイドルだと思います」

菊池「皆がそれぞれのスピードで成長していて、僕らも刺激をもらった。皆だけでなく僕ら3人も成長させてもらった期間だった。今までは審査員の立場から見ていたが、今日は横並びでパフォーマンスできるので、僕も全力で楽しみたい。皆で楽しみましょう」

佐藤「成長した姿が頼もしい。成長スピードも早かったし、この姿を見れていることが嬉しい。僕たちも刺激を受けて成長させてもらったなと思う。それくらい負けたくないなと思わせてくれた」

約一年の間一番近くで成長を見守ってきた候補生に各々の想いを伝える中、菊池さんが「風磨アクセサリー多くない?」とイジられると即座に「ここでアクセサリーいるかなぁ?」とあのシーンを再現してくれた菊池さんでした。

ここで応援に駆け付けたサプライズゲストが!

「ある人たちも応援にかけつけてくれています!」とバルコニー席にスポットライトが当てられると、タイプロで共に闘った(前列左から)鈴木凌さん、西山智樹さん、山根航海さん、前田大輔さん、(後列左から)日野健太さん、北林楓さん、前田大翔さん、上野凌太さんが候補生に手を振る姿が!

仲間たちのまさかの登場に、メンバーも会場のファンも大盛り上がり。3次審査、4次審査と連続で1位を飾り、惜しくも5次審査で退いた山根航海さんは「カッコいいよ、みんな!楽しいこと辛いことを乗り越えてきた仲間の晴れ舞台。ここにいるみんなが仲間だし、チームだから、とにかく楽しんでもらえたら。楽しみにしています!」、そして西山さんは「今までの審査と違い、こんなに素敵なステージでたくさんのお客さんに見守っていただいて緊張すると思うけど、カッコいい姿をたくさん見てきたので、どんな形であっても正解だと思います。気負わず楽しんでください。頑張って!」とエール。早々に涙を流す原さんがカメラに映し出されると、会場からは笑いが起こります。

バルコニーから声援を送るメンバーと、それに応えて「頑張るよ〜!」と手を振るファイナリストたち。参加者同士の熱い絆を見せ、候補生が「ありがとう」とステージから感謝を伝えると、ファンからは温かい拍手が!

サプライズゲストの感想を求められた候補生たちは…

橋本「(コメントを求められ)喋ったら泣いちゃう」

篠塚「ちょっと大輔がこんなんしてくれて(手を伸ばす仕草)、うざかったですけど(笑)。頑張る!」

とここで、コメントを求められた原さんが再び涙を見せると、菊池さんが「あのさぁ…本番前から泣いてたよね!?(笑)」とツッコミが。

原さんは「こんなサプライズがあるなんて聞いてないもん!でも、ここに来られなかったメンバーもたくさんいますから。みんなの想いも背負って最高のパフォーマンス頑張るね!」と意気込みを見せます。

そして、「前田大輔くんいる?」と問いかけられた前田大輔さん地声で「いるいる!」と話し始め、「地声で行こうとしてる?!」とツッコミを受けつつ「timeleszでデビューすることで頭がいっぱいだと思うけど、今はお客さんを楽しませることだけを考えてください。(泣いている篠塚さんを見て)可愛いですねえ(笑)。お客さんを楽しませるつもりでいったら自然と結果がついてくるから、僕たちを泣かせるくらいの気持ちで頑張って下さい!」と熱いエールを送ります。

菊池「彼らをはじめ他にも落ちてしまった仲間たちがいますけど、このプロジェクトに関わった皆が仲間だと思って作り上げてきたプロジェクトなので、また次もどこかで会えるように僕らも頑張りますので、皆で楽しく今日を盛り上げてくれたらと思います。駆けつけてくれてありがとうございます」

泣いても笑ってもこれが最後。いよいよ6次審査がスタート

審査・披露の時間となり、ステージにダンスとボーカルの先生であるNOSUKE先生宮本先生が登壇。ファンから大きな歓声が上がると、菊池さんが「ちょっと候補生よりも歓声上がっちゃってますけど」と笑いを誘います。放映後SNSでも話題となった5次審査後の号泣について触れられ、照れ笑いが隠せないNOSUKE先生

NOSUKE「当初から見違えるよう。(先生を真剣な眼差しで見つめる候補生に)…ちょっとこっち見ないでもらっていい?泣きそうだわ(笑)。もう顔つきがアイドルになっていて。本当に今日まで色んなことがあってここに来たので、ちゃんと仕上がってます。(会場のファンに向けて)期待しててください」と愛のあるコメント。
そしてボイストレーナーの宮本先生は 「半年間で、人って夢を持つとこんなに変われるんだと逆に私が教えていただいた。わたしも泣きそうです。今日という日を最後まで愛を持って見届けたい。皆さんも楽しんでください」と温かいコメントと優しい笑顔を候補生に贈ります。

最終審査について

6次審査 チーム分け&課題曲

課題曲①「Rock this Party(新曲)」※各チームがtimeleszの3人と一緒に7人でパフォーマンス
REDチーム:原 嘉孝、浅井乃我、篠塚大輝、本多大夢+timelesz 3人
BLUEチーム:橋本将生、猪俣周杜、寺西拓人、浜川路己+timelesz 3人
(名前順で各チームのパートが対になっています)

課題曲②「RUN」※候補生8人でパフォーマンス
原 嘉孝、浅井乃我、篠塚大輝、本多大夢、橋本将生、猪俣周杜、寺西拓人、浜川路己

課題曲「Rock this Party(新曲)」を2チームに分かれて披露!

曲が始まる直前、舞台袖からチームの円陣の声が聞こえると会場の熱量が一気に高まります。アップテンポなイントロが流れると、笑顔でステップを踏むメンバーが登場。輝かしい笑顔を見せながら、ここまでやってきたこと全ての集大成と言えるステージを披露。“timeleszの3人の背中を見て学んできた”という言葉を体現するかのように、timeleszの3人と候補生の4人の間にはお互いを信頼し合う間柄を感じさせる息の合ったパフォーマンスでした。

REDチーム(原、浅井、篠塚、本多+timelesz 3人)

パフォーマンスの様子
ステージ上で圧巻の貫録を見せつける原さんは、熟練されたキレのあるダンスとは裏腹に、ニカッとやんちゃな表情で観客を惹きつけます。「今」に全力をぶつけ、この時間を噛みしめながら楽しむような姿が印象的でした。最終審査当日に18歳の誕生日を迎えた浅井さんは、はじけるような笑顔がとにかくステージで映え、観ている方も思わず笑顔に。パワフルに舞う姿に、心のまま音楽を楽しんでいるのが伝わるよう。唯一のダンス未経験者である篠塚さんは、これまでも怒涛の成長っぷりを見せていましたが、さらにダンスが急成長。もはや初心者とは言わせない軽快なステップと、ギャップのある優しい歌声で観客を魅了したかと思うと、菊池さんとのペアパートでは兄弟のような絆を感じさせます。“ボーカルが存在意義”だと語っていた本多さんは、この曲の見せ場とも言えるCメロのソロパートを担当。どこまでも届きそうな伸びのよいロングトーンで観客を魅了し、この楽曲を仕上げました。

ーーパフォーマンス披露後、なりやまない拍手の中、やりきった表情のメンバーがコメント
「横を見れば仲間がいる。こんな明るい曲、タイムレス。(ドヤ顔で)最高。(独特なポーズを決める)」
会場(笑)
「一回きりでしたが、最高のパフォーマンスができたのでは」
篠塚「僕はめちゃくちゃ楽しかったので、あとは観客のみなさまが楽しめたなら、僕はいいアイドルになったんじゃないかな」
本多「幕が開けた時は緊張したけれど、みなさんが温かい表情で見守ってくれるのが見えて。安心して楽しんでパフォーマンスできた」
浅井「本当に楽しすぎて、踊っている間、(この)時間が“timeless”だったら、時間が無限になればいいのにな…と思うくらい」

BLUEチーム(橋本、猪俣、寺西、浜川+timelesz 3人)

パフォーマンスの様子
“人一倍の努力を”と語っていた猪俣さんはラップパートを務めると、半年間の集大成ともいえる進化したパフォーマンススキルを魅せつけます。普段の天然な空気感とは打って変わって、抜群の表情管理とアイドル力は思わず目を奪われるほど。そして、これまでの審査の中で“人見知りな自分の殻を破る”という課題を乗り越えた橋本さん。課題曲に対しとにかくがむしゃらに、まっすぐに向き合う姿に胸を撃たれます。大胆な動きを見せたかと思うと、時折繊細で色っぽい表情を魅せるという緩急の付け具合に、目を離せません。大人の余裕で魅せる寺西さんの、伸びやかな歌声と指先まで意識を巡らせたダンスには、絶対的な安心感を覚えます。また、曲中で菊池さんと背中合わせで歌うシーンでは、直前に菊池さんが寺西さんの腰をポンと叩いて気合いを入れるような場面も。同期の2人だからこそ作り出せる、心を通わせたパフォーマンスを披露しました。5次審査1位の浜川さんは、自信を身につけ主人公のような風格でステージを魅了。ソロであるCメロのロングトーンでは、緊張を見せつつも観客を引き込む圧倒的なスター力を発揮していました。

ーー拍手と共に歓声が送られ、メンバーがコメント。
浜川「こんなにたくさんの人の前で、信頼できる仲間とこうして踊れるのはラストなのかと思うと少し寂しいけれど、全力で楽しめたのでよかった!」
寺西「楽しかった!その一言に尽きます。もう一回すぐやりたい。timeleszの3人は疲れてると思うけど(笑)。そのくらい楽しかった」
橋本「楽しすぎてめちゃくちゃ一瞬でした。このメンバーと一緒にパフォーマンスできたことが、僕にとって人生の宝物になりました」
猪俣「本当に楽しすぎて、この時間がずっと続けばいいのにと思ったんですけど…でも、楽しかったので良かったでーす!(会場:笑) ありがとうございました!」

青春のすべてがぶつけられた、候補生最後のパフォーマンス「RUN」

タイプロのパーカーに着替えたtimeleszの3人とトレーナーの2人が客席前の審査席に着席。ファイナリストたちに課題曲『RUN』の発表をしたシーンや、練習風景を収録した映像が終わると、同じくパーカー姿のファイナリスト8名がステージに登場。覚悟を決めた表情の彼らが、一歩一歩を踏みしめながら自分の立ち位置へと歩いていきます。

センターの浜川さんから歌い出しが始まると、既に目に涙を浮かべる候補生も。冒頭から涙を流す浅井さんは、まさに末っ子そのもの。声を震わせながらも力を必死に振り絞り、目の前の観客たちに歌声を届けようとする姿には心を打たれるものが。一人ひとりが最後の想いを会場中にぶつけるんだと言わんばかりに、必死に自分のパートに想いを乗せ歌っていきます。寺西さんが歌うBメロで熱い感情をぶつけられたかと思うと、泣くのをこらえてアイドルスマイルで歌い上げる篠塚さんの度胸に震撼。猪俣&本多ペアが向き合って歌うパートでは、会場のボルテージがさらに上昇!涙を流す姿すら気品のある本多さんですが、猪俣さんを固く抱擁する姿は実に男らしく、熱い想いを感じました。そして、愛らしい顔をくしゃくしゃにしながらパフォーマンスに全身全霊をぶつけていた猪俣さん。どんな時でも華があるアイドルとして、抜群の存在感を見せつけてくれます。橋本さんが歌う台詞パート「それでも何かを信じた」の部分では、強い目力と声色に“揺るがぬ意志”が表れていました。

後半に近づくにつれ、持っている限りの力を全て見せつけたい!と言わんばかりに想いがさらに溢れ出す候補生たち。ダンスブレイクは寺西さんがセンター。原&寺西ペアが中島健人さんと菊地さんのパートを背中合わせで歌うと、二人がこれまでの歴史を噛み締めているような表情に思わず涙が溢れるファンも。タイプロ初登場時は強い目力で、人を寄せ付けないようなオーラを放っていた原さん。そんな彼がこうして涙を思い切り流しながら、感情をむき出しにして歌う姿に心を動かされた観客も少なくないはず。いつも最年長でみんなを引っ張る寺西さんも、どこかあどけない様子で涙を流すまっすぐな表情が印象的でした。目を赤くしながらも、最後まで涙をこらえていた浜川さん。彫刻のような美しさを持つ彼ですが、内から湧き出る情熱とカメラを射抜く覇気に思わず引き込まれます。

8人が向き合う様子は、まさに青春そのもの。約半年を共にした仲間たちと共に闘う最後の瞬間に、これまでの想いを爆発させる候補生たち――。そして8人が胸に拳を当て曲が終わると、ついに最終審査が終了。会場からは鳴りやまぬ拍手とすすり泣きするファンの声が。この会場にいた全員が「(この時間よ)止まらないで」と心から願った瞬間でした。

パフォーマンス後の心境は?

本多「課題曲で最初にこの曲をいただいた時は正直怖くて、プレッシャーをすごく感じた。候補生みんなで話し、リスペクトを持ってできたのでは。実力はまだまだですが、この気持ちが先ほどの『RUN』で少しでも届いていたら嬉しいです」

猪俣「このプロジェクトに関わる全ての人に本当に出会えてよかったです。これがみんなと歌う最後の曲なんだなと思うとすごい悲しいですが、これからもみんなで頑張っていきたいです!(会場:笑)」

「曲が始まる直前に客席を見ると、たくさんファンの顔が見えて。この『RUN』という曲は、みなさんのそれぞれの人生とtimelesz 3人の人生、この曲を知っているすべての人の人生が乗っかっている曲なのだと。そんな曲をこの8人が胸を張ってパフォーマンスできたこと、本当に貴重な時間でした」

浜川「タイプロに参加して出会えた人がいて、自分自身が大きく変われたきっかけになったのもタイプロだった。『RUN』という曲に僕自身も背中を押されたので、今日こうして披露できたのがすごく嬉しいし、幸せだったなと思います」

寺西「こんなに人間の感情ってぐちゃぐちゃになるんだというくらい、そんな感情で挑みました。これを観た全ての人が納得するかというとそうではないと思いますが、胸を張ってこれが僕らのすべてなんだというパフォーマンスができたのではないかと思います」

橋本「タイプロに参加していろんな人に出会って、すごく変われた気がして。(泣きながら)最終審査で『RUN』をやるにあたって、みなさんが大切にしている曲というのは重々承知していましたが、ただ、僕たちも強い想いでこの曲を表現できたかなと思っています。僕自身もしっかりこの曲に人生をかけ、想いを込めました」

篠塚「スタッフさん、timeleszのお三方、NOSUKE先生、宮本先生、トレーナーのみなさん、そして苦楽を共にした候補生のみなさん、本当にいろんな人の力を借りてここに立っています。そしてなにより、ファンのみなさんの声で助けられた部分があって。すごくいろんな人に迷惑をかけたのですが、この『RUN』でみんなの心が動かせるパフォーマンスができたらなと思ってここまできました。もしこれで少しでも自分のこの半年間の集大成を見せられて、みなさんの心を少しでも動かすことができたら僕は幸せです」

浅井「みんな本当にありがとう。『RUN』はタイプロを始めて、ずっと夢に出てきた曲で。その夢はtimeleszと外周を周って踊るというもの。でも、その夢を掴めて、この8人で踊れたと思うと本当に嬉しいです。(候補生に向かって)みんな、本当に愛してる」

ここで審査員の2人からもコメントが。

NOSUKE「僕は正直『RUN』を課題曲すると聞いて、最初は複雑な気持ちになりました。それは、Sexy Zoneの『RUN』も見てきて、timeleszの『RUN』も見てきて。その『RUN』をやるのか…と。でも、この『RUN』が例えば2次審査、3次審査の課題曲になっていたら絶対にできないけど、今ここまで乗り越えてきた8人だからこそ、それもできるかもしれない、8人が見せる『RUN』が見たいかもしれない、と思えるように。この8人の一生懸命な姿がそういう気持ちにさせてくれた。“どこに連れて行ってくれるんだろう?”というワクワクの方がすごく大きかった。だからこのゴールは見るまではわかりませんでしたが、今日8人全力の『RUN』を見たら、 “最高の景色に一緒に連れていってくれたな”という気持ちになりました」

宮本先生「この曲をレッスンでやっている時から、言葉を届ける、リアルなみんなの気持ちを乗せて歌う、というのを教えてきました。(涙ながらに)それを今日見ていたら射抜かれてしまって。本当に素晴らしいアイドルでした。ありがとうございます」

最終メンバーの選考を控えたtimeleszメンバーの心境は?

佐藤「(涙ぐみながら)このプロジェクトを始めるにあたり、いろいろな意見もあり悩みながら前に進んできました。こうして改めてステージに立つと、たくさん応援してくださる方がいて、支えてくださる方がいて、本当に自分たちだけではステージに立ってないということを実感しました。その思いを絶対忘れず。僕たちの新しい仲間を決めるという、自分たちにとっても難しいことを経験しますが、これからも前に進んでいきますので、どうかすべての決断を見守っていただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします」

菊池「まずは受け入れようとして下さっているすべての方に感謝を申し上げたいと思います。何よりここまでつれてきてくれたスタッフ、メンバー、ありがとうございました。10カ月、長いようで短くて、5年後10年後もっと先を振り返った時に、この10カ月だけは忘れたくないなと強く思う大好きなひとときでした。これが正解だったのか、不正解と思われてしまうのかはこれからの僕たち次第だと思いますので、全身全霊でこれからもタイプロは続いていくと胸に秘めて、一歩一歩前に進んでいきます。どうか最後の最後までついてきていただけたらと思います。今日はありがとうございました」

松島「2人からもあったように、関わってくださったすべての方に感謝したいと思います。プロジェクトが始まる前は、こんな光景は想像がつかなくて、僕自身もメンバー2人と話し合い、気づいたら怒涛のように進んでいって、こうしてこのステージに立てているわけなのですが。いつも“このプロジェクトの成功ってなんなんだろう?”と考えた時に、新メンバーが決まったことが成功ではなくて、もっとその先にあると思っていて。新メンバーが入った時に、ファンの皆さんに納得していただけるようになったその先がゴールなのではと思います。これから新メンバーを選ぶにあたって、僕らも協調性だったり、華があるだったり、想いの強さだったり、いろいろなことを届けてきましたが、総合的に僕らは期間限定グループを作るのではなく、この先長い人生を共に歩んでいく仲間を見つけるのが一番大事になるので。慎重かつ丁寧に選んでいきたいと思います。引き続き新しい形としてtimeleszは進んでいきますが、これからも応援していただけますと幸いです」

菊池「この結果は2月15日Netflixの方で配信となります。ぜひみなさんチェックしてください」

timelesz「以上、timelesz projectでした」

拍手で候補生とトレーナーの2人が退場。退場時、客席から元候補生たちが歓声を送り、ファイナリストがそれに応える場面も篠塚さん前田大輔さんに「東大へ行け」ポーズをする姿が印象的でした。

3人体制は最後となるtimleszからファンへ

松島「ここから新体制timeleszとして始まるが、パフォーマンスや歌、いろんな形で恩返しをしていけたら。すべての方に届くのは時間がかかるかもしれないが、ひとつひとつ新メンバーと共に階段を上り続けていきたい。いろいろな想いはあると思うのですが、我々と一緒にこの先も歩んでいけると嬉しいです」

佐藤「いろんな思いがある中でステージを見届けにきてくれてありがとうございました。自分たちの人生と候補生の人生を変える。大袈裟に聞こえるかもしれないですが、いろんな人の人生がかかっているプロジェクトなので僕たちも本気で挑んでいますし、さまざまな受け取り方があるが、関わってくれたすべての人がいい方向に進めるようにと本気でぶつかってきました。その想いが伝わるように進んでいきたい。すぐには届ないかもしれないけれど、timeleszとしての活動を見ていただくことで少しずつ伝わっていくのではないかと思います。その部分を大事にして一歩ずつ進んでいきたい」

菊池「プロジェクトを立ち上げると聞いた時、ファンのみなさんはどんなふうに思ってたのか、審査中どんな風に思うのか。今この瞬間もそれぞれの気持ちは違うとは思う。前向きに捉えきれていない方も少なくないのではと思います。それでも僕たちがタイプロを立ち上げた大きな理由は、僕たちがSexy Zoneとして5人で見た夢をこれからももっともっと叶えていきたいから、というのが常に胸の中にあります。これからはその夢を3人、そして新メンバーと一緒に叶えていく、そんな大きな夢に変わっていく。その中でファンのみなさんと最初に描いた夢を、ここからまた一緒に叶えていければと思っています。どうかこれからもついてきてください。今日は本当にありがとうございました」

3人は最後まで深く頭を下げ、退場し、timelesz projectの最終パフォーマンス審査が幕を閉じました。

オーディションの結果発表は2月15日(土)午前10時からNetflixにて独占配信されます。ぜひご注目下さい!

「timelesz project」ファイナリスト!寺西拓人さんがCLASSY.4月号に登場

2月28発売のCLASSY.4月号『#TOKYO恋する1軒目』企画に、今アラサー女子を中心に注目を集めている寺西拓人さんが初登場。寺西さんと初デートに行くなら…という設定で、海鮮居酒屋とレコードバーを巡りました。お酒を楽しむ寺西さんの素の表情に注目!インタビューでは、恋愛観やキャリア観について語っていただきました。予約受付中ですので、ぜひチェックしてください!

※電子書籍(サブスクリプション)での掲載予定はございません。2/7現在、Amazonでの予約は在庫を切らしております。

「timelesz project」概要

【オーディション参加者推移】
1次審査 エントリー数 18,922件
2 次審查 約350名
3次審査 36名
4次審 15名+(俳優部)3名/合計18名
5次審査 12名
6次(最終)審査8名

【6次(最終)審査 候補生】※5次審査順位順
浜川路己 2006年1月3日生まれ 沖縄県出身
寺西拓人 1994年12月31日生まれ 神奈川県出身
原 嘉孝 1995年9月25日生まれ 神奈川県出身
橋本将生 1999年10月17日生まれ 神奈川県出身
猪俣周杜 2001年8月17日生まれ 茨城県出身
篠塚大輝 2002年7月9日生まれ 大阪府出身
本多大夢 2000年7月10日生まれ 神奈川県出身
浅井乃我 2007年2月5日生まれ アメリカ出身

timelesz

メンバーは佐藤勝利、菊池風磨、松島聡。2011年11月16日、Sexy Zoneとしてシングル「Sexy Zone」でデビューし、オリコン週間ランキング1位を獲得。以降シングル27作、アルバム11作(ベスト/アニバーサリーアルバムを含む)を発表し、全作品でオリコン週間ランキング1位を記録。2024年4月1日よりtimeleszに改名し現体制へ。同年6月19日に改名後第一弾リリースとして、1st EP 『timelesz』を発表しオリコン週間ランキング1位を記録。2024年9月13日からはNetflixにて新メンバー募集オーディション「timelesz project -AUDITION-」の世界独占配信がスタートし、初回配信週の視聴で日本におけるシリーズTOP10で1位を獲得。その後も配信の度に今日のシリーズTOP10上位を獲得するなど、大きな話題を呼んでいる。ananでは短期集中企画 『timelesz project -AUDITION DOCUMENTARY』を連載中。

撮影/和佐田美奈子 取材・文/中村美貴 構成/CLASSY.編集部

【訂正】本文内で猪俣さんについて「歌い出しを務める」と記載しておりましたが、正しくは「ラップパート」でした。訂正してお詫び申し上げます。