人生の節目に寄り添う高橋志津奈さんのエルメス ケリー&バーキン【3Bags,3Histories】

手に入れたときの思い出と共に一生大切にしていきたい特別なブランドの特別なアイテムを3つのストーリーと共に紹介する本連載。初回はライター高橋志津奈さんが特に思い入れがあると話すエルメスのバッグ3点を紹介してもらいました。

Vol.1
40代で似合うと思えるようになった
高橋志津奈さんのエルメスのバッグ

〈1〉40の誕生日についに手に入れた
思い出のファーストバーキン

「いつかは欲しい」と昔から憧れていたエルメスのバーキンですが、20代の頃は持ってもどこか無理して見えてしまいそうで手が出ず、30を過ぎてもまだ自分には相応しくない気がして…。40の誕生日になったときにやっと「結構頑張ってきたからそろそろいいかな」そんなふうに思えてやっと手に入れたのがこのトープカラーの30cmの「バーキン」。他のブランドバッグはたくさん持ってきたけれどそれとは違って、似合う自分というより、これが似合う人になっていきたいという願いも込め、思い切って手にした特別な存在です。

 
ライター高橋志津奈さんのトープカラーの30cmの「バーキン」

〈2〉3人目の卒園式記念に
ヴィンテージを購入したケリー

ライター高橋志津奈さんのヴィンテージのケリーバッグ
母になって18年目、そろそろフォーマルな場所に相応しいきちんとしたバッグが欲しいと思っていたころに出会ったヴィンテージのケリー。普段はデニムに合わせることも多いけれど、きちんとした場面で持った時にこれ以上ない自信が持てる、「母」を頑張ってきた自分へのご褒美にしたものです。

 

〈3〉自分のスタイルを見つけて
選べるようになった
“淡いカラーの”バーキン

最近購入した自分的には少し冒険したバーキンは、自分らしいが分かるようになり、厳選したショッピングができるようになった最近の私のスタイルに今必要なのは大好きな黒を引き立たせる淡いカラー。金具もこれからは「シルバーしか買わない」と決めました。ほぼ白に近い薄いグレーは、理想的で、歳を重ねた余裕を表現できる気がしています。
ライター高橋志津奈さんの淡いカラーのバーキン

高橋志津奈さんにとってのエルメスとは…

「10代の頃からいつか手に入れたいと思っていた憧れのブランドがエルメス。今、私の手元にあるエルメス達は自分の頑張った証であり、自分を奮い立たせる原動力。これが似合う人でありたいと憧れ続ける永遠のアイコンです」

Profile

高橋志津奈さん

VERYやVERY NaVYで活躍するフリーランスライター。感度の高いファッションやジュエリー選びは常に注目の的。VERYではバイヤーとしてShizuna's closet も展開。プライベートでは3児の母。
IG:@shizunan

撮影・文/高橋志津奈

※この記事に掲載のエルメスはすべて私物です。ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。

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