女性はなぜ男性には奢ってほしいと思うのか?本当の理由3選
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インターネット上でも女子トークでも定期的に議題に上がり、終わる気配のないこの論争。「時代は変われど、やっぱり初めてのデートでは奢ってほしい!」そう思う根底にあるものについて仮説を立て、その理由を考えました。
\私たちはなぜ「男性には奢ってほしい」と思うのか?/
〈説①〉 奢ってもらうことで「自分には価値がある」と思いたい
あなたの価値はお会計程度で測れるものですか?女性である自分を「商品」として扱っていませんか?
「奢ってもらえなかった=自分に魅力がなかった」と判断することは、自分の価値を相手に委ねているということ。恋愛も結婚も「自分で選ぶ」ことが必要になったこの時代、お会計に“相手からの評価”を見出すことに意味はあるのでしょうか。
〈説②〉 「かっこよさ」「頼りがい」「男らしさ」を見せてほしい
「男は稼ぐ、女は家を守る」が消えた今、「ご馳走してくれる」=「男らしい」と捉えるのは時代錯誤ではないですか?
「お金を払う=男らしい」と判断するその基準は、女性も男性と同じ条件で働けるように作られた男女雇用機会均等法施行前にあった価値観。ジェンダーに縛られない多様性を目指す社会において、この感覚は手放したほうが男女ともに生きやすくなるのでは。
〈説③〉 そもそもそんなに行きたいデートではなかった
「わざわざ時間を作ったのに…」そんなふうに感じる相手とのデートは本当に必要ですか?
「この人とデートしたい!」そう思える相手と楽しい時間を過ごせたなら、お会計なんて些末な問題なはず。仕事や友人との約束でも発生する「メイクをしたのに」「洋服を選んだのに」という準備への対価をお会計に求めるのはなぜでしょうか。
令和になっても恋愛は初回のデートで奢られないとうまくいかないものですか?
あなたがデートへ出かけるのは、彼とその後の関係を築きたいから?それとも奢ってもらいたいから?それぞれの実例から今一度考えてみませんか。
気持ちよく奢ってくれてお礼LINEが来たその後…
友人が「気が合いそう!」と紹介してくれた彼と雰囲気のいいビストロで初デート。話も盛り上がり楽しくてあっという間に終電の時間に。お会計どうなるかな?と思っていたら彼がさくっとお支払い。お礼を伝えて別れたあと、帰り道に「また遊ぼう」というLINEも受信。脈あり!と思って日程を返したらそこから既読スルー。2カ月経つけどいまだに返事はありません。(PR・30歳)
年齢も収入も近い彼との無理しすぎない関係が好き
今までデートでは奢ってもらったり割り勘だったり、いろんなケースがありました。今の彼との初デートは自然な流れで割り勘に。手持ちの現金がなく(汗)、PayPayでいい?と確認。別れたあとに届いたありがとうLINEに「5,000円送ってもらえるかな?」と金額が書かれていたので自分の分を送金。今、結婚指輪を一緒に選びに行く段階になっています。(マスコミ関連・30歳)
「奢ったんだからいいよね」。この風潮、どうにかなりませんか?
初回からスマートにご馳走してくれていた2歳上の彼。奢ってくれる=女のコ扱いしてくれている、と感じられてうれしくて。大事にしてくれてるんだな♥と今後の関係を考えていたところ、3回目のデートの帰り道に「ホテル行かない?」の言葉。「彼氏以外とはちょっと…」と返したら「じゃあ付き合おうよ」と彼。またゼロから彼氏探しをしています。(アパレル関連・28歳)
イラスト/ヤマサキミノリ 取材/岸本真由子 編集/陣内素実 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2024年12月号「初めてのデートは奢ってほしい私はダメですか?」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。